Renewable Energy 100 (RE100)
日本では2020年4月1日より電力会社の発送電分離が実施されましたね。東日本大震災の大きな被害を受けて、従来より言われていた発送電分離が計画され、やっと実現しました。送電網はまだ地域独占のままですが、これにより、再生可能エネルギー(Renewable Energy)の普及が少しでも進んで欲しいと思います。
先日放送されたNHKのBS1スペシャル 「再エネ１００％をめざせ！ ビジネス界が挑む気候危機」では、ドイツにおける電力のインターネット的な先進ネットワークシステムの話が紹介されていました。再生可能エネルギーは発電量が需要とマッチしないときにどうするかが問題なわけですが、蓄電機能（揚水発電やEV車など）と組み合わせた高度な電力ネットワークを構築し、誰もが発電者であり受電者でもあるような世界を目指しているわけです。日本ではまだまだこの試みが遅々としているようですが、発送電分離をきっかけにこの動きが加速していってほしいところです。
上記のHNKの番組では、再生可能エネルギーを企業活動の100%で使うことを目指したグループであるRE100(Renewable Energy 100)の取り組みが紹介されていました。以下のリンク先を見ると、この宣言をしている企業が分かります。
こういう取り組みに積極的な企業がもっと増えることで、日本における再生可能エネルギーの利用増大と、将来の高度な電力ネットワークの実現が加速することを願っています。
