TeaTown’s blog

持続可能な社会に向けた独り言

Sustainability

Carbon Cure - コンクリート業界の二酸化炭素削減の救世主か

カナダのベンチャーのCarbon Cureという会社は、コンクリート業界の二酸化炭素削減の救世主ではないかと思います。 www.carboncure.com このCarbon Cureの技術は、液化した二酸化炭素をコンクリート製造時に噴霧することでCO2をコンクリート中に固定化するこ…

欲望の資本主義 2022 成長と分配のジレンマを越えて

毎年楽しみにしている「欲望の資本主義」シリーズの2022年版が放映されました。 今回も大変示唆に富んだ内容でした。 www.nhk.jp 最初は、「成長と分配」の話。岸田総理も昨年分配を重要政策として取り上げましたが、時を同じくして中国の習国家主席も「共同…

欲望の資本主義 特別編 「コロナ2度目の春 霧の中のK字回復」

いつも楽しみにしているNHKBSの「欲望の資本主義」シリーズの最新版が放送された。今回も色々考えさせられた内容だった。 www.nhk.jp 今回は、人の心を切り離した既存の経済モデルから持続可能な社会の裏付けとなる人を考慮した経済モデルへの変化の動きを紹…

地熱発電

バイデン政権誕生で、温暖化防止のための世界の主要国の二酸化炭素排出削減に向けての動きが加速してきました。とても良い動きだと思います。日本も菅総理が2050年までにCO2排出を実質ゼロにするとの目標を掲げました。 www.businessinsider.jp そのためには…

Weekly Ochiai コロナ後の「シン・ニホン」とは?2021-03-03

雛祭りの日に行われたNewspicksのWeekly Ochiai「コロナ後の「シン・ニホン」とは?」は、Yahoo!の安宅氏と慶應大学の宮田氏を迎えた回で、ほぼ1年ぶりの中間総括的なトークだった。 newspicks.com 落合氏が、ここ一年の日本のCOVID-19対応は「失敗の本質」…

式年遷宮方式の都市計画

近年、持続可能性(sustainability)ということが、社会活動のあちこちで言われるようになりました。都市のあり方にも持続可能性というのは大切な概念だと思います。 現在のパリは世界の中でも美しい都市の一つとして有名ですが、今の街並みは、ナポレオン3世…

ベーシック・インカム(Basic Income)とは

このブログでは様々な観点での持続可能性(sustainability)ということに焦点を当てて色々な情報や議論を紹介しようと考えていますが、社会の持続可能性という観点で注目しているアイディアにBasic Income(BI)というものがあります。更に、現在進行中の新型コ…

Renewable Energy 100 (RE100)

日本では2020年4月1日より電力会社の発送電分離が実施されましたね。東日本大震災の大きな被害を受けて、従来より言われていた発送電分離が計画され、やっと実現しました。送電網はまだ地域独占のままですが、これにより、再生可能エネルギー(Renewable Ener…

GAFAのゼロエミッションに向けた施策

AmazonとGoogleがあいついで、再生可能エネルギーの利用促進の発表をしました。 Googleは5500MWの再生可能エネルギーを購入し、企業としては最大の調達額になるそうです。 Amazonは、2040年までにCO2の排出量をゼロにする宣言をしたようです。2030年には全配…

プラスチックの再生技術

日本環境設計という会社がプラスチックの一種であるポリエステルの再生技術を持っているようですね。 www.jeplan.co.jp ポリエステルは、化学繊維として衣服の素材として使われているもので、服から服を作ると題して古着の回収プロジェクトもやっています。 …

フィンランドのゴミゼロレストラン

フィンランドで、ゴミゼロを実現している「NOLLA」というレストランがあるそうです。日本にもこういう環境負荷ゼロを目指すところが増えて欲しいですね。 ideasforgood.jp

Patagoniaという会社

Patagoniaってアウトドアブランドとして知ってはいたのですが、以下の記事のタイトルに釣られて読んでいると、Sustainability(持続可能性)を企業の行動指針としている会社なのだと、初めて知りました。 www.huffingtonpost.jp 選挙に行くのはとても大事なこ…

日本でもプラスチック問題への対応が始まる

やっと日本でもプラスチック問題への対応に政府が腰を上げたようです。遅ればせながらですが、良い動きは歓迎したいところです。 www.nikkei.com プラスチック製のレジ袋は軽くて水分にも強く確かに便利なものでした。しかし、環境を考えた時に、少しの不便…

マイクロプラスチック汚染問題

近年、プラスチックが分解せず細かな粒子となって海洋を漂い、食物連鎖で人の口にまで入ってきているというのが問題視されています。 EUが代表的ですが、世界的に色々なところで、プラスチックの利用を少なくする試みが相次いでいますね。特にプラスチックス…