TeaTown’s blog

持続可能な社会に向けた独り言

東日本大震災から8年

2011年3月11日は、今でも鮮明に記憶に残っています。会社の壁にヒビが入り、震源から遠い東京でこの揺れで原発は大丈夫だろうかと同僚と話をしたり、津波のTV放送を見たことや、電車が動いてないので一時間ほど寒風の中を家まで歩いたり(たぶんこれはましなほうだったでしょう)、今でも臨場感を持って記憶が蘇ります。多くの人がそうではないかと思います。

 

日経新聞の以下の特集は見る価値があると思います。当時の様子をこういうビジュアルで再現するのは、震災の記憶を伝える意味でも重要です。

 

vdata.nikkei.com

 

東北大学がやっている「みちのく震録伝」では、様々な震災の記録を保持し後世に残すポータルとしての機能を果たそうとしています。国立国会図書館の「ひなぎく」と共に、この震災の記録を保持し後世に伝え、防災・減災の研究を進める上で重要なプロジェクトです。

www.shinrokuden.irides.tohoku.ac.jp

kn.ndl.go.jp

 

日経の記事が問いかけているように、震災遺構をどれだけ残すべきなのかは、難しい問題です。何でも残せばいいかというとそうではないようで、上述のデジタル・アーカイブをうまく活用し、復興生活の妨げにならないレベルで残すということが重要なのでしょう。